先の「GNUプロジェクトについて知るワークショップ」に参加してきました。私は「自由ソフトウェアによるライブストリーミング」という内容の発表をしました。 当日gniibeさんに指摘を受けたのですが、この発表ではストリーミングに用いるデバイスは民生品の利用を前提としています。 業務用のデバイスではDRMなどがかからないもの多くあり、不自由なテクノロジーに縛られないストリーミングが可能なはずです。
Category: ソフトウェア
Software Freedom Day 2012
Software Freedom Day 2012にFSIJとして参加しました。 私はその中で「自由なデータ」について話をしました。しかし、「データ」というのは枠が広すぎて、十分にまとめきれなかったのが残念です。発表資料をsfd2012freedata.odpとして公開しておきます(slideshareにも置きました)。 発表のときは日本語コンピューティングを軸にした内容にしてみましたが、言語に依存しないけどドメスティックなもの、例えば地図などもあります。OpenStreetMapの活動には頭が下がります。 個人的にはスペルチェッカ、文法チェッカをどうにかしたいと昔から思っているのですが、自然言語処理の知識を体系的に学んでいないと難しそうです。
川崎でSoftware Freedom Day 2012イベント
来る9/15に川崎の専修大学 サテライトキャンパスにてSoftware Freedom Day連動イベントをやります。概要はFSIJの案内ページをご覧ください。 私は「自由なデータ」について、議論できればと思っています。以前から自由に使えるデータに関しては自分も関心があり、Flashでプレゼンテーション資料を作るという試みもしていました。その時に、自由に流用できるパーツ的なものがないことを残念に思い、せめて自分が作ったパーツぐらいは、と公開しています。まあでも、Flash自体がこのまま入滅しそうな情勢になってしまいましたね。 Flashで資料を作っていた当時はまだOpenOffice.orgもなく、Unix系技術者のプレゼンテーションはたいていMagic Pointが使われていました。Magic Point自体はそんなに悪いソフトウェアでもないのですが、利用感覚としてはLaTeXに近く、サクサクとテキストベースでソースをかける反面、凝ったレイアウトを作るのはちょっと大変でした。 OpenOffice.org以降はImpressを使えばよいので楽になりましたが、商用ソフトにあるような豊富なクリップアート、ステンシルなどがないのが残念です。 最近はプレゼンテーションを作るのにGoogle Presentationを使うことが増えています。しかしWebアプリは自由ソフトウェアでないのが難点です。SFDでは、アウトラインだけGoogle Presentationで書いています。あとでLibreOffice Impressにて整形することになりそうです。
LibreOfficeを使うのにMS Officeのマニュアルが便利
いやあ、こんなことじゃいけないんだろうとは思いつつも、LibreOfficeのCalcで「この計算はどうやるんだ」と思った時に、LibOのマニュアルではよくわからなかったので、結局Excelのマニュアルを見てしまいました。 [blackbirdpie id=”230924683334275072 “] こんな過去のことをちょっと思い出してしまいました。
Dokan SSHにHTTP proxyサポートを追加
Windowsで動くsshfs実装に、Dokan SSHというものがあります。DokanというFUSEのようなライブラリがあり、それとSharpSSHを組み合わせて、sshfsを実現しています。 なかなか便利なのですが、手元の環境はHTTP proxyしかなく、しかも認証が必要です。なので、それらの対応を加えたコードをgithubで公開しています。もともとSharpSSH自体がHTTP proxyをサポートしていたので、自分はそれを使うガワの方をちょこっと足しただけでした。