去年書いた記事ですが、サイト移動につき再掲載。
ちゃんとしたIPv6アドレスが欲しくてOCN契約しました。
前はNGN(NTT西日本)のアドレスと6to4アドレスだったわけですが、
NGNのアドレスは外に出れないし、6to4はちょっとなぁ・・・
ということで。
Windows7上でOCN ipv6接続プログラムを動かせば問題なく動作することは確認しました。
問題はおうちサーバのdebianで使えるかどうかです。
ググれば設定例はたくさん出てきますが、一応やったことを。
# apt-get install xl2tpd wide-dhcpv6-client
/etc/xl2tpd/xl2tpd.conf
[global] auth file = /etc/ppp/chap-secrets [lac ocnipv6] lns = 固定プレフィックス用接続サーバ名 hostname = 認証ID ppp debug = no pppoptfile = /etc/ppp/peers/ocnipv6 length bit = yes require chap = yes require authentication = yes redial = yes redial timeout = 10 max redials = 6
/etc/ppp/chap-secrets
認証ID * 認証パスワード *
/etc/ppp/peers/ocnipv6
nodefaultroute noip +ipv6 usepeerdns user 認証ID mtu 1390 noipdefault default-asyncmap nopcomp noaccomp noccp novj nobsdcomp nodeflate lcp-echo-interval 30 lcp-echo-failure 2 lock noauth unit 6 ipparam ocnipv6
ipv6のインタフェイス名はppp6に固定にしました。
/etc/ppp/ipv6-up.d/ などで切り分けたいときにどのパラメータを見るか悩んだのですが、
結局インタフェイス名を固定した方が楽そうだということでこうしました。
/etc/ppp/ipv6-up.d/00ipv6
case "$PPP_IFACE" in ppp6) /sbin/route -6 add ::/0 $PPP_IFACE /etc/init.d/wide-dhcpv6-client restart :: esac
最初、ppp6ができても通信ができない。なぜだー!となったのですが、
dhcp6clientでアドレスを取らないとダメっぽいです。
直にeth0に2001:ほげほげを付けて動かんーと悩んでました。
サーバーなので2001:xx:xx:xx::1にアドレス固定していたのですが、
dhcpで2001:xx:xx:xx:MACアドレスのアレ を取らないとあっち側にルーティングできないっぽいです
/etc/wide-dhcpv6/dhcp6c.conf
interface ppp6 { send ia-pd 0; { id-assoc pd 0 { prefix-interface eth0 { sla-id 1; sla-len 0; }; };
/etc/default/dhcp6c-client
INTERFACES="ppp6"
で、あとは xl2tp-control connect ocnipv6 で接続して動くようです。
こっちはいいんですが、非固定側が面倒・・・
また次回にでも。
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