puttyのビルドに関する情報、特にWindows向けが少ないのでメモとして記録しておきます。
必要なもの
- Perl (ActivePerl, Strawberry, cygwinなんでも良い)
- puttyのソース
スクリプトの実行
perl mkfiles.plを実行
出力結果
windows/MSVC ディレクトリの下にVisual C++ 6向けのputty.dswファイルとサブディレクトリ以下に各種コマンド(putty, puttygen等)のサブディレクトリとプロジェクトファイル(dsp)が生成されます。
新しいVisual Studioで開く
エクスプローラーからputty.dswを右クリックし、「プログラムから開く」で利用したいバージョンのVisual Studioを選択します。Expressでも使えます。
開いたあとはVisual Studioがslnファイルに変換してくれます。コマンドラインからmsbuildなども使えるようになります。
注意点
SSPIと呼ばれる機構を利用しているので、マクロSECURITY_WIN32を定義する必要があります。プロジェクトのプロパティからプリプロセッサの設定でこのマクロ定義を追加するなどの処置をすると良いでしょう。