これまで4~5年くらい、LOOX T-W70というノートPCを使っていました。CPUがCore Duo(Core2Duoでない)と非力なのですが、SSDに換装したりしてそれなりに使えていました。しかし、これまでに2回ほどキーボードの故障で修理に出しています。2度目の修理でさすがに限界を感じ、新しいノートPCを購入することにしました。 実は一度目の修理のときに、一時的な代替機としてhp Miniというネットブックの中古を1万5千円ぐらいで購入したのですが、CPUがVIA C7と非常に非力であまり役に立ちませんでした。メインメモリ2GBと1280×768ディスプレイという、ネットブックらしからぬポイントに目を奪われてしまったのが敗因です。 その後知人のyaegashiさんがThinkPad Edge E130を安く購入したというので、私も同じものを買いました。私も彼と同じく256MB mSATA SSDと8GB SODIMMx2を追加購入して使っていますが、値段を考えるとかなり満足しています。 大方の使用感についてはyaegashiさんのブログを見ていただければよいので、私が気になった点をいくつか書いてみます。 FnキーとCtrlキーが入れ替えられる 最初、キーボードの配置をみて絶望しました。一番左寄りにFnキーがあり、その隣にCtrlキーが配置されています。過去なんどかこれらの位置が入れ替わったノートPCを使ったことはありますが、自分の経験では左端にCtrlがある方が多かったです。これに慣れるのがいやだなあ、と思っていたらBIOSにこれらの入れ替え項目が用意されていることに気付き大歓喜でかえました。BIOSレベルでの変更なので、OSに関係なく入れ替えが効いています。 標準ではファンクションキーはFnキーと同時押しが必要 これも結構衝撃でした。画面の輝度調整、ボリューム調整などがFnキー不要で可能ではあるのですが、日本人ならF7キーなどはよく利用すると思います。ただ、これもBIOSで変更できるので安心です。 Insertを含むいくつかの特殊キーがない これはちょっと困りました。本当に「ない」のです。Fnとの組み合わせも見当たりませんでした。自分はペーストをよくShift+Insertで行うのでかなり痛いです。もしInsertを出力させる方法をご存じの方がいらっしゃったらコメントください。 ただ、ドラスティックに利用頻度の低いキーを排除したおかげで、Home/End/PageUp/PageDownといったよく使うキーがFnなしに入力できるようになっています。 SDカードスロットはカードがはみ出す これまで使っていたLOOX-T W80はSDカードがすっぽりおさまる形状だったのですが、E130はそうではありません。刺しっぱなしにして持ち歩くにはちょっと不安があります。まあでも我慢できないレベルではないです。 LEDインジケータがほとんどない 多分これが一番困るところです。あるのはThinkPadのロゴのiの点部分にある赤色LEDのみ。稼働中か、スリープ中か、電源OFFかということぐらいしかわかりません。HDDのアクセスランプもなく、バッテリー残量表示もありません。ソフトウェアで代用するしかないです。 VT-x対応 CeleronとはいえVT-xに対応しているので、VMwareやVirtualBoxを動かすには良いマシンです。 いろいろと利点欠点はありますが、全体的にコストパフォーマンスの良いマシンだと思います。これであと数年は戦っていこうと思います。 追記 (2015/1/8) 「ThinkPad X121eにはInsertキーがない!」こちらのブログによるとFn+Iで入力できるそうです。E220のマニュアルにも記載があるとのことでした。